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小諸市 住所 〒384-8501 長野県小諸市相生町3丁目3番3号
TEL 0267-22-1700(代表)
FAX 0267-23-8766(代表)
URL https://www.city.komoro.lg.jp/
みんなで育む 笑顔と自然が響きあうまち 小諸
■小諸市の位置
 小諸市は、標高679メートル、東経138度25分45秒、北緯36度19分26秒(市役所)、雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れる詩情豊かな高原都市です。
  長野県の東部に位置し、その範囲は東西12.8キロメートル、南北15.4キロメートル、面積は98.66平方キロメートルで、東京からは直線にして約150キロメートルになります。
  市域は、東は御代田町に、西は東御市に、南は佐久市に、北は群馬県嬬恋村の2市1町1村に接しています。


■小諸市の沿革
  古くには、数多くの縄文・弥生文化の遺跡の発掘により、小諸の黎明が告げられました。
  そののち、農耕・牧畜の進展と律令の制度により、官道に駅馬、伝馬制が設けられ人馬の往来で集落が発展、形成されました。
  中山道、北国街道、甲州街道の交わる交通の要所として城下町が形成され、数度の領主交代の後、牧野氏1万5千石の領有として、物資の交流が盛んになり、商業都市として栄えました。
  明治時代に入ると、問屋商人の存在により、堅実な商風が評価され県内外において重要な商業の町として発展し、また文化の振興にも尽力し、多くの文化人との交流がありました。
  昭和29年に、北佐久郡小諸町、三岡村、南大井村、北大井村、大里村、川辺村の1町5村の合併で市制となり、32年乗瀬地区、34年西小諸地区の編入で現在に至ります。

 

■主な取組み

 ①小諸市森林再生プロジェクト
  木材価格の低迷、生産管理の不徹底などから国内の森林が荒廃し、整備・再生が各地で叫ばれています。
  浅間山麓をはじめ、小諸市内に広がる人工林も例外ではありません。戦後、人の手で植えられて育った人工林は現在、間伐主体の育成段階となっており、今後約10年間のうちに確実に間伐を実行する必要のある先送りの出来ない時期を迎えています。
  そうした現状を踏まえ、小諸市ではアルピニストであり環境教育の先駆者である野口健さんと協力し、平成18年度から森林整備活動に取り組んでいます。
  「浅間山」という身近な山を見直すことから、日本の里山を変えることができたら・・・。
  こんな思いで、地域活動と一体となった持続的な森林保全を目指します。
小諸市森林再生プロジェクト

 

 ②ルイヴィトンの森

ルイヴィトンの森   小諸市では、坂本龍一氏が森の再生を目的として創設した more treesの協力を得て、ルイ・ヴィトンジャパンカンパニーと森林づくりを進めています。
  平成21年9月7日、小諸高原美術館で行われた「森林(もり)の里親契約」調印式には、坂本氏のほか、パトリック・ルイヴィトン氏(5代目当主)、エマニュエル・プラット氏(ルイ・ヴィトンジャパンCEO)、板倉敏和氏(長野県副知事)、芹澤市長らが出席し、森林づくりの基本協定が結ばれました。
  今後3年間で対象山林の森林整備をおこない、森の癒し効果や、自然の雄大さを最大限発揮する森林づくりを目指します。

 

 

■小諸市の木「梅」
 梅と小諸市とのゆかりは深く、小諸の学校精神をあらわす花として市民の心の中に生き続けてきました。厳しい冬の風雪に耐え、春に先がけて咲く気品高い梅の花は、発展する小諸市の輝かしい未来を象徴しています。(昭和48年4月1日制定)

 

■小諸市の花「こもろすみれ」
 春、葉の間から花柄を出し、5月初旬に濃い紫色で不規則な重弁花が咲きます。日本産すみれ96品種の中で八重咲きのものは、こもろすみれのほかにもう1品種あるだけという珍種です。
  大正末期に市内荒町の海応院境内で発見されました。小諸だけに咲くこの花は、市民の手で大切に育てられています。(昭和48年4月1日制定)

市の木:梅 市の木:こもろすみれ 蛇骨岳からの剣ヶ峰・富士山
蛇骨岳からの剣ヶ峰・富士山
見所など 小諸城大手門 小諸城址懐古園 浅間山 高峰高原 小諸高原美術館・白鳥映雪館
見所など 小山敬三美術館 藤村記念館  
 
小諸城大手門
小諸城大手門
小諸城大手門
  大手門は、小諸城の城郭配置からすれば、小諸城の表玄関(正門)にあたります。
  慶長17年(1612年)、藩主仙石越前守秀久が小諸城を築いた時代の建築で、大工は江戸から招いたと言われ、当時としては瓦葺の門は珍しかったので瓦門と呼ばれたとも伝えられています。
  実戦的な城門で、華美な装飾をはぶいた質実剛健な建築は、東日本を代表する大手門建築の一つです。
  日本の城門発展の過程を知る重要な建物として、青森県の弘前城とともに大手門の双璧といわれています。
明治維新後は民有となり、料亭として使われ、中二階や間仕切り壁などの造作がなされていました。
  その後、小諸義塾の教室として明治29年(1896年)4月、西洋造りの塾舎ができるまで仮塾舎として使われました。
  平成20年(2008年)3月に保存修理が完了し、かつての豪壮な大手門として復原されました。
  小諸城大手門は、石垣と門が一体化していないことや、一階が敵の侵入を防ぐ強固な造りに対して、二階は居室風となっている事など、多くの特徴を持つ日本の城郭建築の中でも、初期の代表的な城門です。
   平成5年12月9日に国の重要文化財に指定されています。
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小諸城址懐古園

懐古園桜

 

懐古園紅葉

小諸城址懐古園
 日本100名城で日本さくら名所百選にも選ばれている小諸城址公園。全国的にも珍しい城下町より城が低い「穴城」で、秋は紅葉の名所でもあります。島崎藤村の千曲川旅情の歌でも知られる信州の名園です。
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浅間山
浅間山
浅間山
 浅間山は、群馬県と長野県の境にある安山岩質の複合火山で標高2,568m。
 数十万年前から活発な火山活動を繰り返しており、噴火と山体崩壊を繰り返しながら現在の姿となりました。
天明3年(1783年)の大噴火が有名で、溶岩流と火砕流が発生し、これにより現在の鬼押し出しができ、現在の山の形が形成されたと言われています。
 当時の江戸(東京)でも大量の灰が降ったと記録されています。
 江戸時代以降も小・中規模噴火を繰り返しており、最近では平成20年8月10日、平成21年2月2日にも小規模噴火を起こしています。
 日本百名山のひとつで、平成19年には日本の地質百選にも選定されました。

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高峰高原

車坂峠からの雲海

 

紅葉の高峰高原

 

高峰高原からのヤナギラン

 

高峰高原のニッコウキスゲ

 

 

 

 

 

 

高峰高原

 坂峠を中心としたなだらかな高原で、周辺には高山植物が群生し、ツガの原生林やカラマツ林など自然のままの姿が残され、手軽なトレッキングを楽しむことができます。
 玄関口となる車坂峠は、黒斑山・高峰山への登山口でもあり、佐久平を一望できる眺望は素晴らしく、天気がよければ富士山頂、八ヶ岳、北アルプスまで一望することができます。日によっては、眼下に雲海ができ、雲の上にいるような壮大な景色を見ることができます。
 秋はチェリーパークラインを中心に紅葉を楽しむことができ、シーズンは大勢の観光客でにぎわいます。
 湯の丸(池の平湿原)へ向かう林道は7月・8月の土・日・祝日はマイカー規制があり、冬期間は閉鎖となります。

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小諸高原美術館・白鳥映雪館
小諸高原美術館・白鳥映雪館
小諸高原美術館・白鳥映雪館
 市立小諸高原美術館・白鳥映雪館は、地域文化の集大成と美術振興の拠点として、平成10年10月7日に開館しました。 白鳥映雪館には、当市出身 日本芸術院会員の日本画家白鳥映雪画伯の文展初入選以降の50余年にわたる間の代表作が展示されています。
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小山敬三美術館
小山敬三美術館
小山敬三美術館
 小山敬三美術館は、小諸市出身で文化勲章受章、小諸市名誉市民である洋画家、小山敬三画伯が1975年、美術館を建設し、作品と共に、小諸市に寄贈したものであり、画伯の代表作品 浅間山・城シリーズ、さらに肖像画をはじめとし、水彩、デッサン画など素晴らしい作品が展示されています。
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藤村記念館
藤村記念館
藤村記念館
 

 藤村記念館は、藤村の小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が多数展示されています。建物は日本最高峰の建築家谷口吉郎氏の設計によるものです。