本市は、古くは「科野の国」の交通・文化の中心地として、平安時代から江戸時代には文人墨客※1の憧れの地「さらしな」として知られ、国指定の史跡「埴科(はにしな)古墳群 森将軍塚古墳」や名勝「姨捨(田毎の月)」・重要文化的景観「姨捨の棚田」、稲荷山の「重要伝統的建造物群保存地区」、開湯120年を超える「戸倉上山田温泉」などが今日も息づいています。
また、昔から首都圏、中京圏、北陸圏と結ばれ、人・物の盛んな交流が活力を生み出してきた高い交通利便性を有し、100万人を超える長野県民が住む長野・上田・松本の3地域への移動時間がほぼ等しい地に位置しています。
(理由)
○あんずの里として全国的にも知名度が高い。 ○宇和島藩主伊達宗利候の息女豊姫が松代藩主真田幸道侯に輿入れする際に 持参したと伝えられるように、歴史的にもゆかりがある。 ○あんずの花が地域一帯に賑やかに美しく咲くところは他にはない。 ○信州の山里の風景を強くイメージさせる。 ○美しさに誘われ写生に訪れる人も多い。 ○実もシロップ漬け、ジャム、ワインなどに加工され、市の特産物となっている。
千曲市にあんずを広めたといわれる豊姫様をモチーフにした架空のお姫様キャラクター。
あんずの花と実を頭にあしらい、戸倉上山田温泉をイメージさせる風呂桶を持っています。
千曲市誕生10周年をきっかけに生まれました。
住 所 長野県千曲(ちくま)市
誕生日 あんずの花が咲くころ(らしい)
性 別 おんなのこ
年 齢 不明
1.デザイン画について
○名月に浮かぶ芭蕉一行(芭蕉を中心として弟子の越人(えつじん・左) お付の権七(ごんしち・右) を配置) を表すことで、名月の里千曲市を旅する人々を表現しています。
○背景の月は、中秋の名月のころ、千曲市に浮かぶ名月を表しています。
○月の淡い黄色と芭蕉一行の優しい色合いによって、故郷の優しい情景たる千曲市を表現しています。
2.キャッチフレーズについて
「芭蕉も恋する月の都」
千曲市は、芭蕉も恋をしたほど美しい自然が残され、また名月が生える里です。
○恋とは、人のみではなく、森羅万象を愛でることに使われ、芭蕉の母を愛しく思う気持にも通じています。
○月の都とは、名月の里千曲市を指しています。